Exchange Admin Center の言語設定について

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Exchange Admin Center の言語については URL にクエリ文字列 “mkt=<言語コード>” を指定することで自由に変更できます。なお、Exchange Online だけでなくオンプレミスの Exchange サーバーでもご利用いただけます。 例: 言語 URL 例 日本語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=ja-jp US 英語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=en-us フランス語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=fr-fr ...

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Exchange 2013 のメールボックス サーバー上で自己署名証明書の有効期限が切れた際の注意点

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今回は Exchange 2013 のメールボックス サーバー (クライアント アクセスとメールボックスが共存するサーバーも含む) 上で自己署名証明書の有効期限が切れた際に発生してしまう問題についてご紹介いたします。この問題は最近見つかった不具合となりますが、Exchange 2013 は既に延長サポート フェーズの製品であるため、残念ながら本問題に対する修正は見送られております。なお、Exchange 2016 では内部動作が一部変更されていることから本問題は発生いたしません。 現象メールボックスの役割がインストールされた Exchange 2013上で実施されている 2 つのプローブ (OutlookRpcSelfTestProve と OutlookRpcDeepTestProbe) が自己署名証明書の有効期限が切れた後からエラーで失敗するようになります。 具体的にはメールボックスの...

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Azure AD と Exchange Online 間の同期に関するエラーの事例集

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こんにちは、Exchange サポートの渡辺です。 先日公開したブログで、Azure AD と Exchange Online 間の同期の問題に関するトラブルシューティングの基本をご紹介させていただきました。ただ、あまり事例の紹介ができていないので、今回はトラブルシューティングによって確認できたエラー内容毎に、いくつか詳細と対処方法をご紹介できればと思っています。 事例を紹介するその前に、Exchange Online のメールボックスのおさらい先日のブログではオンプレミスのリモート メールボックスや Exchange Online のメールボックス等について説明しました。今回の事例を紹介するにあたっては、他の種類のメールボックスもいくつか登場してくるので、改めて登場人物の整理からしていきます。 アーカイブ メールボックス (インプレース アーカイブ)※ここではいわゆる普通のメールボックス...

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Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に事前に確認いただく内容

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こんにちは。いつも Office 365 を利用いただきまして、ありがとうございます。今回は、Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に必要となる情報について、ご紹介いたします。 Office 365 のサポートでは、HowTo(○○ の設定方法を知りたい)の他に、下記のようなトラブルシューティングを承っています。 Office 365 ポータル / 管理センター にアクセスできない Outlook on the Web (Ootw) / Exchange 管理センターにアクセスできない サインイン / サインアウト時に問題がある 画面表示がおかしい(エラーになる、意図した動作にならない) ※お問い合わせ方法につきましては、下記の公開情報を参照ください。 サポートへのお問い合わせを行う画面の変更についてhttps://answers.microsoft.com/ja-jp...

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Azure AD と Exchange Online の同期とトラブルシューティングの基本

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こんにちは、Exchange サポートの渡辺です。 Exchange Online をお使いいただいているお客様もかなり増えている中、これからオンプレミスの Exchange から移行を予定されている、あるいは今が移行の真っ最中というお客様もいらっしゃるかもしれません。オンプレミスから移行頂く場合、Exchange のハイブリッド環境を構成いただくことが一般的ではありますが、ハイブリッド構成ではディレクトリ同期が必須のため、ユーザーやメールボックスの管理が少し複雑になります。 例えばこちらのブログでご紹介したメールボックスがオンプレミスと Exchange Online の両方に作られてしまうようなシナリオや、逆にライセンスを付与したのに Exchange Online にメールボックスが作成されないことがあったり、一度メールボックスを削除したものの復元する必要が出てき...

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アカウントを乗っ取られた際の対応について

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Office 365 をご利用いただいているお客様からよく寄せられるご質問のひとつとして、アカウントが乗っ取られた(ハッキングされた)際にどう対処すればよいかという質問があります。最も一般的なシナリオは、組織のメンバーがフィッシング詐欺の被害者になり、攻撃者にアカウントのパスワードを取得されてしまったというものです。このブログではアカウント乗っ取りの発覚から、乗っ取りが確定した場合の対応、そして再びアカウントを乗っ取られないようにするための予防策についてご紹介したいと思います。 1. 問題の発覚アカウントが乗っ取られた際によく見られるアクションとしては、例えば以下のようなものがあります。 メッセージがなくなっている、もしくは削除されている 乗っとられたアカウントからメールを受け取ったユーザーがいるが、乗っ取られたアカウントの送信済みフォルダーには送信済みのメールがない 管理者やユーザーが...

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Export-Office365LicenseStatus のご紹介

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❗ 2021/11/04 Update本記事で紹介している Export-Office365LicenseStatus は MSOnline (Azure AD v1) モジュールを内部で使用しますが、Microsoft Graph PowerShell SDK を内部で使用するように変更した Export-Microsoft365LicenseStatus がリリースされました。これにともない GitHub リポジトリ名も Export-Microsoft365LicenseStatus に変更されましたが、引き続き Export-Office365LicenseStatus はダウンロード可能であるため、本記事内のリンクを修正しています。Export-Office365LicenseStatus と Export-Microsoft365LicenseStatus は機能は同じですが...

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Office 365 タイルの非表示方法

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こんにちは。いつも Office 365 を利用いただきまして、ありがとうございます。今回は、Office 365 タイルの非表示方法について、ご紹介いたします。 Office 365 ポータルにアクセスしますと、トップページやアプリランチャーに各サービスのタイルが表示されます。管理者側で指定したサービスのみユーザーに使用させるには、不要なタイルを非表示に設定することが有効です。 タイルを非表示にするには、基本的には、ユーザーに付与されたライセンスの中でサービスプランを無効化する方法となりますが、「ストア」のみ Office 365 管理センターのメニュー(サービスとアドイン)にて設定を行います。 下記では、2018/4/3時点の Office 365 Enterprise E5 を使用している環境を元に手順をご案内いたします。各サービスごとにブログが公開しておりますので、今回の投稿は、...

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Office 365 のライセンス管理

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❗ 2021/11/04 Update本記事では MSOnline モジュールを使用したライセンス管理方法を紹介しています。Microsoft Graph PowerShell SDK を使用したライセンス管理についてはこちらをご参照ください。 こんにちは。いつも Office 365 を利用いただきまして、ありがとうございます。今回は、Office 365 のライセンス管理について、ご紹介いたします。   Office 365 でユーザーにライセンスを付与するには、GUI(Office 365 管理センター)で操作する方法と、PowerShell で操作する方法があります。少人数の作業であれば前者で問題ありませんが、ユーザーが多い場合や、スクリプトとして実行したいような場合は後者の方法が有効です。   よくあるお問い合わせのシナリオに沿って、ライセンス管理の Po...

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コネクタ設定における 3 つのポイント (送信元 組織のメール サーバー)

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今回は Exchange Online のメール フローにおいて、お客様からしばしばお問い合わせをいただいておりますオンプレミスのサーバー向けにコネクタ設定を行う際の注意点をお伝えします。 Exchange Online は特定の送信元 IP から急激なメール受信量の増加を検知すると、サービスを保護するために当該 IP からのメール受信を自動的に制限し、遅延受信させます。これは以下の blog でご案内の IP スロットリングの機能ですが、この特定の IP がお客様にて運用されている問題のないサーバーである場合には本機能の動作は不要であり、回避するためには送信元を組織のメール サーバー、送信先を Office 365 とするコネクタの設定が有効です。 Title: IP スロットリングについてURL: https://blogs.technet.microsoft.com/exc...

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