Autodiscover を振り返る エピソード 2
こんにちは、Exchange サポート チームの竹本です。今回も引き続き、Autodiscover についてです。
Exchange 2007 や Exchange 2010 でも Autodiscover は非常に重要な機能でしたが、Exchange 2013 ではさらにその重要性が増しています。Exchange 2013 環境に Outlook から接続する際、Outlook プロファイルにて表示される “サーバー” 部分には、実際に処理を行う CAS サーバー名等ではなく、ログオン対象のメールボックスのメールボックス GUID が設定されます。例えば以下のような形ですね。
この動作変更により、メールボックス移動の際のユーザー影響などを極力減らすことができているのですが、プロファイルの作成といった観点では少し面倒です。メールボックス毎に異なるこの GUID を、一般のユーザーが取得し...