ハイブリッド環境での Autodiscover

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こんにちは。Exchange サポートの高橋です。Exchange Online への移行のため、Exchange のハイブリッド環境に関するお問い合わせが増えております。Exchange チームとしては、これまでにも Autodiscover についてご紹介してきましたが、今回はハイブリッド環境での Autodiscover の動作についてご案内します。 まず、基本的な Autodiscover の動作については、以下を振り返っていただければと思います。 Autodiscover を振り返る エピソード 1Autodiscover を振り返る エピソード 2 上記ブログでもご紹介のとおり、Outlook クライアントが Autodiscover 接続を行う際、以下の順序で接続が試みられます。  (1) AD に登録された SCP (ServiceConnectionPoint) に設定さ...

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Autodiscover を振り返る エピソード 2

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こんにちは、Exchange サポート チームの竹本です。今回も引き続き、Autodiscover についてです。 Exchange 2007 や Exchange 2010 でも Autodiscover は非常に重要な機能でしたが、Exchange 2013 ではさらにその重要性が増しています。Exchange 2013 環境に Outlook から接続する際、Outlook プロファイルにて表示される “サーバー” 部分には、実際に処理を行う CAS サーバー名等ではなく、ログオン対象のメールボックスのメールボックス GUID が設定されます。例えば以下のような形ですね。 この動作変更により、メールボックス移動の際のユーザー影響などを極力減らすことができているのですが、プロファイルの作成といった観点では少し面倒です。メールボックス毎に異なるこの GUID を、一般のユーザーが取得し...

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Autodiscover を振り返る エピソード 1

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こんにちは、Exchange サポート チームの竹本です。 Exchange 2013 SP1 が先日リリースされた中、今回は少し今更ネタとなりますが、Exchange 2013 でも重要な Autodiscover の動作についてのご紹介です。Autodiscover の動作なんてもう完璧! という方も、是非是非ご参照ください。 Autodiscover 自体は Exchange 2007 以降、Outlook 2007 以降で利用可能な機能となり、Outlook クライアントはこの機能を利用してプロファイルの自動構成を行ったり、空き時間情報を取得するために必要な URL の情報を Exchange サーバーから取得したりしています。  Title : 自動検出サービスについて URL : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb1242...

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参照 DC-GC の固定について

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Exchange 2007/2010 では、Exchange サーバーが参照可能なドメイン コントローラとグローバル カタログ サーバー (以下 DC/GC) について、Get/Set-ExchangeServer を用いて確認と設定をすることができます。 123456789[PS] C:\>Get-ExchangeServer E2010-1-A -Status | fl current*, static*CurrentDomainControllers : {DC-1-A.a.local}CurrentGlobalCatalogs : {DC-1-A.a.local}CurrentConfigDomainController : DC-1-A.a.localStaticDo...

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