このブログについて

Last Update:
こちらは日本マイクロソフト Exchange & Outlook サポート チームのブログです。Exchange & Outlook サポート チームでは、有償サポート契約のお客様に対して Exchange Server や Outlook に関するお客様からのお問い合わせに日々対応しております。このブログでは皆様からご要望の多い Exchange や Outlook に関連した情報(トラブルシューティング、その他お役立ち情報など)を配信します。なお、こちらのブログでは製品仕様や不具合情報などは紹介しておりません。製品仕様や不具合情報については Microsoft のサポート ページ(https://support.microsoft.com/)をご覧ください。 ...

Read More

Exchange サーバーのプロキシ設定について

Last Update:
概要Exchange サーバーもハイブリッド環境や外部組織と連携する際などにはウェブ プロキシを設定する必要があります。具体的に必要となる設定についてご案内します。 詳細設定箇所は以下となります。 Exchange サーバーの InternetWebProxy これは Get-ExchangeServer の InternetWebPorxy となります。 1Set-ExchangeServer <対象サーバー> -InternetWebProxy <プロキシ URI> 例: 1Set-ExchangeServer ExSvr1 -InternetWebProxy http://myproxy:8080 WinHttp の既定のプロキシ Exchange サーバーの制御下にない、OS 側コンポーネントの動作としてインターネット接続が必要になる場合もあります。...

Read More

Modern HCW (Hybrid Agent) のトラブルシューティング方法のご紹介

Last Update:
※ この記事は、Modern HCW (Hybrid Agent): troubleshooting like a pro の抄訳です。 多くの読者の方は、ハイブリッド構成ウィザード (HCW) のクラシック オプションを使用して自動的に構成されるクラシック ハイブリッド展開については詳しいのではないでしょうか。今回の記事では、モダン ハイブリッド構成 (モダン ハイブリッド エージェント) にフォーカスし、特にエージェントのトラブルシューティング方法をご紹介します。 クラシックとモダンというのは、HCW の以下の選択肢のことを意味します。 この 2 つの選択肢によって構成されるハイブリッド機能の比較については、こちらの 技術情報 をご参照ください。 モダン ハイブリッド構成について詳しく見ていく前に、HCW 全般に関する情報とトラブルシューティングのヒントをご紹介します。 最新バージョ...

Read More

Exchange Admin Center の言語設定について

Last Update:
Exchange Admin Center の言語については URL にクエリ文字列 “mkt=<言語コード>” を指定することで自由に変更できます。なお、Exchange Online だけでなくオンプレミスの Exchange サーバーでもご利用いただけます。 例: 言語 URL 例 日本語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=ja-jp US 英語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=en-us フランス語 https://outlook.office.com/ecp/?mkt=fr-fr ...

Read More

Exchange 2013 のメールボックス サーバー上で自己署名証明書の有効期限が切れた際の注意点

Last Update:
今回は Exchange 2013 のメールボックス サーバー (クライアント アクセスとメールボックスが共存するサーバーも含む) 上で自己署名証明書の有効期限が切れた際に発生してしまう問題についてご紹介いたします。この問題は最近見つかった不具合となりますが、Exchange 2013 は既に延長サポート フェーズの製品であるため、残念ながら本問題に対する修正は見送られております。なお、Exchange 2016 では内部動作が一部変更されていることから本問題は発生いたしません。 現象メールボックスの役割がインストールされた Exchange 2013上で実施されている 2 つのプローブ (OutlookRpcSelfTestProve と OutlookRpcDeepTestProbe) が自己署名証明書の有効期限が切れた後からエラーで失敗するようになります。 具体的にはメールボックスの...

Read More

Azure AD と Exchange Online 間の同期に関するエラーの事例集

Last Update:
こんにちは、Exchange サポートの渡辺です。 先日公開したブログで、Azure AD と Exchange Online 間の同期の問題に関するトラブルシューティングの基本をご紹介させていただきました。ただ、あまり事例の紹介ができていないので、今回はトラブルシューティングによって確認できたエラー内容毎に、いくつか詳細と対処方法をご紹介できればと思っています。 事例を紹介するその前に、Exchange Online のメールボックスのおさらい先日のブログではオンプレミスのリモート メールボックスや Exchange Online のメールボックス等について説明しました。今回の事例を紹介するにあたっては、他の種類のメールボックスもいくつか登場してくるので、改めて登場人物の整理からしていきます。 アーカイブ メールボックス (インプレース アーカイブ)※ここではいわゆる普通のメールボックス...

Read More

Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に事前に確認いただく内容

Last Update:
こんにちは。いつも Office 365 を利用いただきまして、ありがとうございます。今回は、Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に必要となる情報について、ご紹介いたします。 Office 365 のサポートでは、HowTo(○○ の設定方法を知りたい)の他に、下記のようなトラブルシューティングを承っています。 Office 365 ポータル / 管理センター にアクセスできない Outlook on the Web (Ootw) / Exchange 管理センターにアクセスできない サインイン / サインアウト時に問題がある 画面表示がおかしい(エラーになる、意図した動作にならない) ※お問い合わせ方法につきましては、下記の公開情報を参照ください。 サポートへのお問い合わせを行う画面の変更についてhttps://answers.microsoft.com/ja-jp...

Read More

Azure AD と Exchange Online の同期とトラブルシューティングの基本

Last Update:
こんにちは、Exchange サポートの渡辺です。 Exchange Online をお使いいただいているお客様もかなり増えている中、これからオンプレミスの Exchange から移行を予定されている、あるいは今が移行の真っ最中というお客様もいらっしゃるかもしれません。オンプレミスから移行頂く場合、Exchange のハイブリッド環境を構成いただくことが一般的ではありますが、ハイブリッド構成ではディレクトリ同期が必須のため、ユーザーやメールボックスの管理が少し複雑になります。 例えばこちらのブログでご紹介したメールボックスがオンプレミスと Exchange Online の両方に作られてしまうようなシナリオや、逆にライセンスを付与したのに Exchange Online にメールボックスが作成されないことがあったり、一度メールボックスを削除したものの復元する必要が出てき...

Read More

アカウントを乗っ取られた際の対応について

Last Update:
Office 365 をご利用いただいているお客様からよく寄せられるご質問のひとつとして、アカウントが乗っ取られた(ハッキングされた)際にどう対処すればよいかという質問があります。最も一般的なシナリオは、組織のメンバーがフィッシング詐欺の被害者になり、攻撃者にアカウントのパスワードを取得されてしまったというものです。このブログではアカウント乗っ取りの発覚から、乗っ取りが確定した場合の対応、そして再びアカウントを乗っ取られないようにするための予防策についてご紹介したいと思います。 1. 問題の発覚アカウントが乗っ取られた際によく見られるアクションとしては、例えば以下のようなものがあります。 メッセージがなくなっている、もしくは削除されている 乗っとられたアカウントからメールを受け取ったユーザーがいるが、乗っ取られたアカウントの送信済みフォルダーには送信済みのメールがない 管理者やユーザーが...

Read More

Export-Office365LicenseStatus のご紹介

Last Update:
❗ 2021/11/04 Update本記事で紹介している Export-Office365LicenseStatus は MSOnline (Azure AD v1) モジュールを内部で使用しますが、Microsoft Graph PowerShell SDK を内部で使用するように変更した Export-Microsoft365LicenseStatus がリリースされました。これにともない GitHub リポジトリ名も Export-Microsoft365LicenseStatus に変更されましたが、引き続き Export-Office365LicenseStatus はダウンロード可能であるため、本記事内のリンクを修正しています。Export-Office365LicenseStatus と Export-Microsoft365LicenseStatus は機能は同じですが...

Read More